FAQ

Q:なぜインプラントを勧めるのですか?
A:ひとつには治療の耐久性が段違い(やり直しがほぼ皆無)だからです。そして他の歯を守る大きな利点があり、なによりも食生活・日常生活の劇的な改善が可能だからです。
Q:私はもう70歳だし老い先も短いから・・・
A:健康な、20~80代の方なら普通に可能です。
おいしいものを何でもよくかんで食べることができるのは、人生最大の喜びのひとつです。
また、日本は世界最大の長寿国であり、大病や事故、大幅な不摂生でもない限り、男性で80歳、女性で90歳近くまではお元気で生きるのです。
ですから、ご高齢の方、入れ歯の長い方ほどおすすめなのです。

Q:入れ歯でも十分かめてるんだけど…
A:お気持ちよく分かります。
経験者の方も、皆様やる前はそのように思っていたとおっしゃいます。
そして、やって初めて、それがまったく勘違いであったことを理解できたとおっしゃっています。
Q:とても痛そうなんですが。
A:振動が少し響きますが痛くはありません。骨には神経が非常に少ないからです。
親知らずの抜歯のほうがよほど大変です。
Q:かなり腫れませんか?
A:人によって当日若干腫れるのは仕方ありません。痛みも通常長くて1~2日です。
親知らずの抜歯のほうがよほど大変です。
Q:ネジ込むなんて怖そうなんですが。
A:チタンは股関節の手術にも使われている、きわめて安全な材料です。
チタンは「不動態膜」を形成して外界と化学反応を起こさないという性質があります。
Q:仮歯は必要なんですか?
A:インプラントの大きな目的は、かみ合わせの支えを作ることです。その形や機能を診るために通常必要ですが、早い人で数ヵ月程度ですり減って低下することが多いので、適切な時期に本歯にすべきです。
Q:私にもできそうですか?
A:糖尿病や骨粗しょう症など、内科的な問題がある場合は適応にならない場合があります。かかりつけの先生のご意見を参考にすることもあります。
Q:それにしても高すぎませんか?
A:あれでも経費(材料費・人件費・その他)で大体トントン~わずかに黒字です。
それで全国的にあのくらいの値段の相場なのです。決して金儲け主義ではありません。
Q:なんで保険が利かないのですか?
A:私もそう思います。オランダやスウェーデンのように公金で補助すべきだと思います。
ただ、インプラントは医療ではなくリハビリなので、健康保険の形よりは、出産育児一時金のような定額給付(インプラント手当)方式が望ましいと私は思います。
Q:一生持ちますか?
A:神様ではないので分かりませんが、よほどでなければ1年持てば10年持つでしょう。
10年持てばもう大丈夫でしょう(かぶせ物だけが外れることはありますがすぐ対応できます)。後は『インプラントが歯周病で取れた』がなければ大丈夫です。
そのためにも定期検診は非常に大事です。
Q:手入れはどうするのですか?
A:普通の歯みがきに似ていますが、少し特殊なところもあります。
歯科衛生士が担当で付いて、しっかりレクチャーいたします。

費用の目安

インプラントの埋入手術1回につき、機材準備・手術費として¥55,000(税込)申し受けます。
その他に、埋入1本あたり¥121,000(税込)になります。
手術回数を分けると、その都度機材準備・手術費を申し受けます。

インプラント定着後に型を取るときは、アバットメント(接合部)加工1本あたり、前歯(犬歯から犬歯)¥82,500(税込)臼歯¥60,500(税込)と、インプラント仮歯1本あたり¥3,300 (税込)になります。仮歯はダミー部分を含みます。

上部構造(本歯)は1本あたり、通常の修復に¥22,000(税込)加算を申し受けます。加算はダミー部分を含みます。

すべてのケースにおいて、事前にお見積書(兼治療計画書)を発行し、確認しながら治療をすすめてまいります。